♢♢2023年 一般質問

令和5年第1回十和田市議会定例会

令和5年月日 一般質問の要約

 

【質問】十和田市民の死因の1位はがん。2人に1人はがんにかかるという状況であり、身近な病気となった今、当市におけるがん対策の現状は

 

《答弁》がんリスク減少のため専門職による健康講話、健康教室や広報等による普及啓発。早期発見・早期治療のため、各種がん検診を実施し、節目年齢の方の検診料を無料にするなどの取組を行っている。特に当市のがん死亡率上位である大腸がんには力をいれている。

 

 

【質問】就労支援の現状は

 

《答弁》十和田市中央病院では地域がん診療病院として、がん相談支援センターにおいて、がん相談専門員と看護師の両立支援コーディネーターが、がん患者さんに対する仕事と治療の両立支援を行っている。対象として当院で治療を受けている方、患者さん本人だけでなく家族や地域の医療機関からの相談にも応じている。さまざまな理由から離職してしまった患者さんにはできるだけ本人の希望する業種等に再就職できるようハローワークとの連携を行うケースもある。

 

 

【質問】身体的、精神的、経済的不安や社会生活上の不安を和らげ安心して暮らし続けられるよう、アピアランスケアの手段として、医療用ウィッグや胸部補正具の購入助成制度が必要だと考えるが、市の見解は。

 

《答弁》全国で約18%の自治体が助成制度を導入しているが、当市としても患者の経済的負担の軽減と社会参加の推進につながるよう、助成の対象や用具、金額等の支援内容について今後検討していく。

 

 

 【質問】改訂された学習指導要領で明記されている、がん教育はどのように進められているか。

 

《答弁》小学校6年生では「病気の予防」。中学2年生では「健康な生活と病気の予防」など市内すべての小中学校で行われている。今後も補助教材を活用したり道徳や特別活動と関連付け、小中学校におけるがん教育に充実に努める。

 

【質問】第80回国民スポーツ大会の相撲会場となる十和田市相撲場整備の進捗状況について聞きたい。

 

《答弁》令和3年度に基本構想を策定し、現在は実施設計業務とともに本体工事に先行して行う仮説盛土工事の契約事務を進めている。今後工事を令和5年度、6年度の2か年で完了し令和7年度にリハーサル大会を実施予定。

市では来年度から国民スポーツ大会準備室を設置し、大会の実施に向けた準備及び総合調整、機運醸成に向けた広報・周知活動を行う。会場となる施設整備についてもホームページで情報発信する。

 

 

【質問】4年延期されていた、8月に行われる全国高校・大学相撲十和田大会はどうなるのか

 

《答弁》2023、4年度は「こまかいどーむ」で行う。屋内グランド内に試合用の本土俵、屋外の駐車場に練習用土俵を設ける。

また移動式の冷風機の配置を検討している